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# 嗚咽が出ます
2009/02/04 01:41
めくるめく楽屋
シンクロ少女 第7回公演
「めくるめくセックス」
いろんな方の支えのおかげで、全公演終了いたしました。


ご覧頂けた方、本当に嬉しいです。
面白いと思ったもの、好きなものを共有できた喜びは何物にも代え難いです。

舞台裏から聴く、お客さんの笑い声。
舞台上から聴く、お客さんの笑い声。
あれより素晴らしいサウンドを、僕は知らない。


人類の想像を遥かに越えるほどの早漏で、チンコ小さくて、セックスめちゃくちゃ下手。
でもとても性格は良い20歳の大学生、マックの店員という役でした。
おしゃべりでハイテンション。
そういえば、登場人物の全員と既に面識があったのは、オレがやったハルオくんだけでした。


今回めくるめいてみて、やっぱり自分は左脳派なのか、と少し落ち込んだ。
役を形作ろうとする時、「まず右脳でとらえる」という役者と、「まずは左脳で構築する」という役者がいると思う。
僕は理論で攻める方なのだ、と思う。
なぜ落ち込むのか、だって右脳派の方がすごそうじゃないですか。

本当に今回、あのメンバーでやれて勉強になったというか、至極幸せでした。
年末の稽古ではほとんどみんながみんなの役をやったけど、今思うとどの役もあのキャスティング以外では考えられない。
All for one, one for all.とは、まさにあのこと。
互いが互いを高め合い、高まった相違なき事実。
最終回、本番中嗚咽が止まらなかった。


だから、打ち上げも楽しかったです。
池袋のかまどかまで迷い迷い行き、顔立ちのいいぶさいくな店員にアーリータイムスを5〜6杯頼み、28日のアンケートの中の一枚の感想欄に書かれた「腹。」とは誰の腹のことなのか、笑い合った。
宴もお開きとなった時のことは覚えていない。
だから、誰のお金で電車に乗ったのかも僕はあまり知らない。
もしかしたら自分のお金で切符を買えたのかもしれない。

「まもなく、新松田。新松田の次は終点、小田原です。」
その言葉を嘘と確かめるべく、いつの間にか閉じていた目を開け、眼鏡をかけずに窓外を見る。
見たこともない、赤い欄干橋。
そして左隣から聞こえる、美花さんの「あ、雪積もってる」の声。
右では泉さんがプラダの財布を座席に忘れている。
思えば遠くへ来たもんだ。
乗っていた電車の乗っていた席に座り、急行小田原行きはそのまま急行新宿行きへと変わり、僕たちもそのまま新百合ケ丘までコウベを垂れる。



その日の夜、友ちゃんと泉さん、美花さんと、今までもラチカルで何かとお世話になっている、次回共演する劇団「今夜はパーティー」の赤澤さん(大臣)と、昔働いていたスーパースパへ。

めくるめく温泉
美花さん、もっと寄って!

気持ちよかったー
何度も湯につかりながら喘ぎました。
久しぶりの休日。
明日から、また3週間ほど普通の派遣社員に戻り、お昼は松屋の豚丼という毎日が始まります。
見に来てくれた上司3人からは、しばらく「早い」とかあらゆる意味でたくさん言われそうです。


3週間後、また芝居の稽古が始まります。

今夜はパーティー 第5ノ宵 「グッバイ!僕らのヒーロー」
参宮橋シアター TRANCE MISSION 4/9〜12

作・演出
太田誉允

出演
泉政宏
小林邦成
赤澤涼太
宮崎雄真
浅川薫理
福島弘之
名嘉友美(シンクロ少女)
三浦美花
宮川珈琲


僕がとても出たかった劇団です。
面白いんです、劇団員はもちろん、本が緻密。
組まれる伏線、強烈なメッセージ、そして深層心理にこれでもかというほど届くパワー。
またまた、全員が先輩。そして8割同じ専門学校出身。
勉強させていただきます。




そして、8月にもまた別の劇団で。

ミナモザ #10
新宿 サンモールスタジオ 8/5〜9

作・演出
瀬戸山美咲

去年の8月にシンクロ少女 #6 バクダンジュースの折り込みをさせてもらった劇団で、ゲネプロを観たんですが、面白かった!
観客が唾を飲み込むのも遠慮するほど、緊張感あふれるお芝居でした。
詳しいことは、わかったらまたブログにアップします!



あと、僕の小・中・高・専門と幼なじみの親友が監督として現在進めている商業映画のプロジェクト「ソロコンテスト」が、そろそろ始動するみたいです。
上映は3/21、22。ユナイテッド・シネマ浦和にて。
ユナイテッド・シネマ×SKIPシティ コラボプロジェクト D-MAP
下條岳監督&スタッフ 制作日誌 プリプロ編





そして今日は、専門学校時代の同期の芝居を観に池袋シアターグリーンへ。

くちなしとまと vol.3
「悪魔少年チキチキ」
悪魔少年チキチキ

僕は、客席に向かってする芝居があまり好きではない。
そう思うのは、僕がまずナレーションが好きじゃない、というのもあるかも知れない。
実際にあんな喋り方する人いない、と最初の最初で思ってしまったので、どうも斜に構えて観てしまった。
あそこで「私とキスしない?」と言われた時は、唐突すぎて興冷めした。


悪魔が出てくる、というだけで非現実なお話とはすぐに想像がつく。
ただ、非現実的なのは悪魔だけでいい。
ニカ役の土屋友美が僕の専門学校の時の同期で、今回は「実は私強力な悪魔でしたー」的な役だったんですが、可もなく不可もなく、というのが正直な感想でした。
だからまた違ったつっちーの芝居を観たいです。
けど相変わらず幼く見えたなー。オレはそれはつっちーの武器だと思います。
見た目からは想像できない声も出せる、っていう。

あくまで一芝居好きの意見です、悪魔だけに。
悪魔だけに。


今度は2/11に、参宮橋シアター TRANCE MISSIONで今夜はパーティーの太田さんと小林さん、次回共演する宮崎さんの3人芝居を観に行って、今月中旬あたりでチケットが余ってたらまた専門学校の同期の芝居を観に行きたいと思います。





恋人が 恋より先に現れた
(ノロノロ/THE HIGH-LOWS)

乾いていない洗濯物をたたんでいるとふと、この言葉の意味がちょっとだけわかり始めてきた。
水族館に誘ったら、OKしてくれるだろうか。



ひとまず宮川珈琲、家賃を振り込まなくては。
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