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# 震災。
2011/03/13 22:08
東北地方・太平洋沖地震に被災された方へお見舞い申し上げ、お亡くなりになった方へ哀悼の意を表します。

僕の好きな花巻市も甚大な損害を被っています。
マルカンデパートや宮沢賢治記念館、花巻温泉郷は大丈夫だろうか…。
知り合いはどうやら無事のようですが、岩手・宮城・福島など東北地方では行方不明者がかなり多いようです。

演劇関係者にも東北出身の仲間が何人かいるので、
彼らの家族の無事を祈って止まない心情です。

東北は岩手と福島しか行ったことがありませんが、いずれも素晴らしい思い出しかありません。
見習わないといけない、と思うような温かい方しかいなかったのをとても強烈に覚えています。


幸い、3/11 14:46の宮川は、
寝ぼけ眼で起き抜け2杯目のコーヒーに砂糖を入れているところでした。
部屋にあるもので落ちたものといえば、コーヒーのドリッパーくらい。
割れてもいない。
揺れが大きかったので慌てて外に出たら、近所の野良猫たちが猛ダッシュ。
結構でかかったな、と部屋に戻り、
つけっぱなしになってたradikoを聴いていると、東北地方が凄まじい被害。
そして九十九里・外房に大津波警報。「大津波」なんて初めて聞いた。
九十九里の海岸から徒歩2分の所に住んでいるいちご園の姉家族が心配で、装う宛もないが平静を装えなかった。
僕の実家もどっちかと言えば海寄り。電話しても繋がらない。
結局どちらとも連絡が取れて、全員無事でした。

ただ、今でも連絡が取れていなくて莫大な不安を抱えている人たちが大勢いると思うと、不憫でならない。

安否を確認する必要のない、無事で冷静な我々ができることは、
電話を控え、消費電力を抑え、信頼できる企業等へ募金活動
をすることだと、僕は思う。
そして必要以上に怯えず、余震に備えつつ、日常生活に戻ることではないでしょうか。
僕は今夜も湯たんぽを抱き枕にして寝ます。
節電は、震災の有無に関わらず心がけていますが、より一層の見直しをします。

献血も、と考えたが、震災直後に献血する人は多くても、
血液も生もの、とのことで震災の2週間後には再び血液が足りなくなってくるようです。
以前僕が献血を行った際は、次回献血ができるのが3ヶ月後でした。
震災から2週間を目処に献血へ行こうと考えています。


しかし、各地方での心温まる逸話を聞いて、
自分も何かしたい、自分には何ができると焦るのは、
心的ストレスになるのではないかと思います。

twitter上で見かけたつぶやきですが、
「何もしない」という選択肢が正解、が当てはまる人もいます。

僕もその一人ではないか、と思います。

直後だから意識が震災に行き、「今すぐ何かしなきゃ!」と思うのは、間違いではないと思うし、当然だと思います。僕もそう思いました。

しかしもっと大事なのは、
「何かしなきゃ」「何か力になりたい」を"ずっと"思い続けること。

(「今すぐ!」ではなく)

時期が来たら自分に出来ることをする。
まず、自分の健康と安全。
それが確保できた上での協力。


この震災に便乗して、
歪んだ商売人根性を出したいナルシストとか、
売名行為に精を出してるアイドルのなり損ないとか、
「サーバールームで怪我した」とかデマゴーグをtwitterで流してウキウキしてる人災野郎とか、
「テレビは地震ばっかでつまらないから、当店で映画を借りよう!」って言っちゃう某レンタル会社の不謹慎店舗への
バッシングを最優先することだけは少なくとも間違いです。

全部復興してからバッシングしましょう。
東北地方が復興する頃には、そんな不徳の輩への憤慨も幾分か落ち着いていることでしょう。
それくらい、復興には時間がかかるようです。
そしてそういう輩は何かしら裁きを受けると信じています。



非常に長いスパンで、
国民それぞれが
「困っている人たちのために、自分には何が出来るか」
を考える時が来たようです。


Thank you for Reading.
Thank you for praying for Japan.
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# お別れは済んだ。
2011/02/25 04:19
さよなら神奈川。
さよなら小田急線。
さよなら新百合。
さよなら柿生。
さよなら黒川。

もう全部にお別れは済ませたから、思い返してノスタルジックになることはあっても、あの頃に戻りたい、と思うようなことはあるまい。
そう思わないように生きたい。

柿生の油そばも食べたし、
百合ヶ丘の醍醐でとんかつも食べたから、
明日、黒川の大家さんに挨拶した後、
新百合でご飯でも食べようかな。

かれこれ5年、新百合ケ丘近辺に住んでました。
物忘れの程度が神懸かっている僕にも、思い出はあります。
その土地土地に愛着もあります。

あーやっちまったな、とか、あんときもっとこうしときゃあなー、とかそんな想いが多い人生と自負をしておりますが、多感な時期の5年をこの沿線で過ごして正解だったと思うし、その中の2年5ヶ月で電話応対の仕事を続けて、まぁ最悪ではなかったのかな、と思います。

今している仕事も今月末で辞めます。
次はコーヒーに従事する仕事をしますので、より勉強がはかどると思います。
何より、好きなものに携わってお金を頂く、というのが楽しみでしょうがない!
と言ったら嘘になります。
不安で不安で仕方がないのです。
僕は生来不器用人間でして、手先も生き方も、いつも「おいおい」と言われているような気がします。
弱音吐いたっていいでしょ、振り込め詐欺グループのリーダーとして芝居の本番控えてるワケじゃないんだから。
加えて飲食店はほとんど初めて(以前スーパースパで3ヶ月だけ食器洗ってました)なので、何もかもが振り出しからです。


2年5ヶ月続けた仕事も、その間2回移動しました。最初が麹町、次が府中、そして今溝の口です。
やっぱりみんなすごくいい人です。今までだったらバイト先の人と飲みに行くなんて天変地異でも起こらない限りいかないような僕の心を、あっという間に動かしました。

溝の口では上司にプロのミュージシャンがいて、一緒にジャムったりしました。人見知りは溝の口が一番長かったですが、今ではみんなとすごく仲良しで、あと3回で終わりと思うとすこし複雑です。

麹町では、その時も何もかも初めてだったので、周りのお姉さんお兄さん方に甘えっぱなしでした。昔芝居をやってた、とか昔音楽やってた、っていうひとばっかりで、すぐに仲良くなってしまいました。
その中でも、一番仲がよかった上司が、今月末でやむを得ぬ事情で地元へ移る、ということで、最後に彼女のワンマン(!)ライブに行ってきました。
気付いたら3時間経ってました。非常に贅沢な時間を過ごせた心地でした。
はしゃいだ元気な歌声や、大きな優しさを具現化したような歌声、艶っぽい歌声。
何よりも楽しんで東京でのラストライブができたことが、見ていてすごく楽しかった。ずっと聞いていたいと思わせる、意地悪なラストライブだった。
「有終の美」というのはああいうことを言うのだな。
「地元に帰る」と本人は言っていたけど、ステージでキラキラ輝いて素敵な声で歌う姿を見ていると、Go back というよりも Go forward という感じでした。
背筋が伸びました。


芝居をしている僕を応援してくれる人がいる、そんな恐れ多くも有難い方たちに、中途半端なものは決して見せられない。
見てくれた人が宮川を全く知らない人にまで「見た方がいいよ!」と言いたくなる芝居を目指しています。
幸い小劇場(と言ってもピンキリですが)には、反面教師が8割以上だと思っています。
批判はもちろんしません、そしてその人たちのせいにする気もありません。
ただ、「『俺のやりたいこと』と銘打ってやるからには」というスタンスの面で、共感できない役者が多いな、と観劇して感じる頻度が高いだけなのです。


ひとまず、誰かにおんぶにだっこで芝居をやるような真似は僕にはできないので、生活費を確保しようと目論んでいる所です。
住む所も職場も、生活を一新します。
全てを一生懸命頑張ります。


もう新百合近辺は、「過去、住んでいた街」にしました。

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# リセット
2010/11/30 01:01
「ずぁーっそー!また死んだぁ!」
ユウイチは前にセーブした地点に戻るため、いつものようにスーパーファミコンをリセットさせた。
教会に行けば死者を蘇らすことができる歩き慣れたファンタジアにおいて、ユウイチは「この主人公は死んだことがある」という汚点を冒険の書に残したくなかった。
一貫して勝ち続ける主人公に、無責任な憧憬を抱いていた。
魔王を倒して別の冒険に旅立つのはもう少しだ。

母親と父親と夕飯を食べていると、ちょうど20時台の番組が終わり、GALA ネクストマンションシリーズ提供の「NEWS レインボー」が大きい音を立てて始まった。番組と番組の間に挟まる3分ほどのニュースが、小学6年生の女の子が同級生をカッターナイフでめった刺しにした事件を報道していた。
昼間の家事の合間に何度も同じニュースを見ているだろう母親が、初めて見たような口ぶりでユウイチに嘆く。
「最近の子たちは、外で遊ぶというよりは家でゲームで遊ぶのが当たり前になってきてるから、ゲームの影響がすごく大きいんだろうねえ。人を殺してもリセットしてやり直せたり生き返らせたりできるって、本気で思ってるからこんなこと出来るんだろうね」
父親はぼそっと「かわいそうだな」とつぶやいた。ニュースは終わり、女子アナが明日は曇りのち晴れだと嘘をついた。今夜の金曜ロードショーは「ナショナル・トレジャー」らしい。

父親が誰に対して「かわいそうだ」と思ったかなんて考えもせず、食事が終わったユウイチは冒険の書を開こうとした。
その時、あの悪魔のメロディを聴いた。
デジタルの些細な気まぐれで、ユウイチの約60時間の冒険が、水泡に帰したのだった。
その現実が理解できず、とりあえず頭を抱えて天を仰いだ。なぜそうしたかはわからないが、きっと今まで、困った時に頭を抱えて天を仰げば誰かがなんとかしてくれてきたからだろう。その誰かとはたいてい親なのだが。
しばらくすると怒りがこみ上げてきた。なぜだ、僕はさっき電源を切ってからソフトは抜いていないし、変な振動も与えていない。これはメーカーの不良なんだ電話してやるああ頭に来るこんなゲーム機クソソフト!
スーパーファミコンを壊すべく立ち上がり、強烈な立ちくらみがした。
ふと立ちくらみの中で、自分を見ているもう一人の自分になったような錯覚がした。
立ちくらみに喘いでいる自身が見える。

無精ヒゲは濃く、髪は伸びきり、肥えている。28歳のデブがフラフラと苦しんでいる。
なんだあの小汚えおっさんは、仕事もしねえで実家で、2010年にもなってスーファミに向かってキレてんよ。
それが自分だと気付いた瞬間の絶望といったら他に類を見ない。自分のことがこんなに醜く見えたことは今までにない、そこには前途をなくした生き損ないがいた。

立ちくらみは治った。けれどもまだ、現実が理解できない。
冒険の書が消えたことではもちろんなく、ゲームしかしないで28歳まで生きてしまったことだ。
ユウイチはユウイチのそれを前のセーブ地点まで戻したかったが、いつセーブしたかはわからない。セーブしていたとしても、どんな方法で戻るのかもわからない。むしろ、冒険を最初からやり直したかった。
そんな人生、リセットしたくなった。
しかしどこにもリセットボタンがない。
セーブ地点も死者を蘇らせる教会もない。
加えて、武器も持ってないし呪文も知らないし肩書きもない。
人より秀でているものが何もないんじゃないか。
そう思い始めたらあとは地崩れのように止まらない。

自分の身に降り掛かる現実は、事実として受け止めなければいけないのだ。
大洪水が起きたら逃げなければ死んでしまうし、大洪水が終わっても復興させなければ住むところがなく死んでしまう。

60×60×24×365×28+α秒を、少しだけ振り返った。
ユウイチを取り巻く、今までのあらゆる出来事において、ユウイチは常に第三者であったように思える節もある。直面も解決もせず、周囲に委ね倒す。
それは極めて安全であり、責任を伴わず、甘ったるい。
「男の顔は履歴書であり、切り抜けてきた苦労がその顔に刻まれる」なんて文句をどこかで見た。
白紙の履歴書を提出されても、目を通さず破棄するのが通例だ。
地崩れはいずれ補強工事をしなくてはならない、このままでは死を決意するまで止まりそうにない。

改革が必要であることは明々白々だった。
ただ、何から始めたらいいのか、ベクトルを向ける行方さえ全くわからなかった。
改革の必要性に気付いたその日から3日間は、ユウイチは排泄物製造マシンだった。

「27歳で初めてハープを触りましたけど、今ではそれが仕事になって家族を養っています。」
と31歳の男性がインタビューを受けている番組を、ユウイチは4日目に見た。
「ハープか」とだけ思った。オレとは無縁の世界だな、とも思ったがそう思うと、現実の世界はユウイチとは無縁なのではないか、と恐ろしくなってしまうので、いつもそう考えるのはやめていた。
音楽には興味が全くなかったので、その男性のインタビューも耳半分で聞いていた。
冷蔵庫に生協のパスチャライズドミルクを取りにいこうと立ち上がると、インタビューを受けている男性はこう言った。
「みなさん、自分を知りすぎているつもりになっているんですよ。自分を知るのは、誰かを傷つけないための最低限でいいんです。それ以上に知った気になると、今自分に出来ないことは、永遠に出来ないとか自分はこういう人間なんだみたいに決めつけてしまう。そんなの、自分のこと全くわかってない人ですよね、逆に」

「シナリオライターたちに創られた出来レースの世界を、一列縦隊で歩きながら魔王を倒す」だけのことを冒険と呼ぶのが正解ならば、現実では「排泄物製造マシンのまま死ぬよりは、何回失敗しても何かに挑んで、極めるまで諦めない」ことを冒険と呼ぶ、と、ユウイチは自ら勘違いをしようとした。
間違いだとしても、その間違いを自分の力でいずれ人々のスタンダードにしてしまえばいい。

自分が何に興味があるのかを洗い出して、まず仕事を見つけよう。
リセットではなく、更新ボタンを押そう。
そして一人暮らしをしよう。

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# ヘルス
2010/08/06 17:34
お元気ですかー!?

私は元気でーす!!


お元気ですかー!?

私は正常値でーす!!


お元気ですかー!?

私は中性脂肪が94mg/㎗でーす!!


お元気ですかー!?

私は空腹時の血糖値が87mg/㎗でーす!!


お元気ですかー!?

私はγ-GTPが25IU/ℓでーす!!


お元気ですかー!?

私がBMIが19.8でーす!!


お元気ですかー!?

私は足が短いでーす!?


岩井俊二の「Love Letter」って映画観たことありますかー!?

みなさま私は元気でーす!!

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# 4週間、うだつ、虚脱
2010/05/27 23:19
実家帰って、旧友と7時間ビリヤードやったり

中学の時の合唱コンクールの曲をカラオケで歌ったり

めいっことおいっことバドミントンやったり

はるくん

焼肉食い放題行ったり

母の日のプレゼント選んだり

勝沼行ってワイン飲んだり温泉入ったり

愛の泉

周りにコンビニとか、食べ物を売ってる店がないから
溝の口のドンキで3200円分駄菓子やらおにぎりやらチーズやら購入したり

去年会った勝沼の小屋付きさん、犬のハッチの
毛がストレスでメチャクチャ抜けてたり

仕事でデカいミス(性格的なミス)を犯して、上司に
「そんなミスをするようだったら、悪いけどラインから外れてもらうかもしれない」と言われて
「『悪いけど』って言葉がリアルだなー」と思ったり

実家で仕事しながら暮らせばお金もすぐ貯まるかな
親に金返せるかな
国保は扶養に戻るんだな
とか思ったり

プロのミュージシャンとジャムったり

この前のブログの「美醜」、暴走しすぎたかなー、と
誰も見てないところで一人、悪びれるふりして見たり
(ご覧いただいたお客さまにはとても失礼だった、と本気で反省しました。)

幼なじみと久しぶりに酒飲みに行って、
ぐるぐるおぇーってなったり

また仕事でデカいミスして、休日なのに会社から電話かかってきたり

新しいバイト探し始めたり

次回の舞台のお話をされたりした、前回の更新からの4週間でした。


本当は6月13日にドラムとしてバンドでライブをやる予定だったんです。
でもイベントの許可が半分しか下りてないし、出演者も集まってないとのことなので、
ひとまず延期です。

秋とかにやれればいいなーとかで、
たまに練習行ってバカスカ叩いてます。



でも秋に舞台のお誘いがありまして…

渋谷のギャラリーで、30〜40分のブラックユーモアたっぷりな芝居をやる予定です!

期間は9/20(月)〜26(日)で、

渋谷のギャラリーLe Decoの4階です!


そして、来年の1月にも舞台に上がります!

これは再演なのですが、三軒茶屋のキャロットタワーにある劇場でやります!

期間は1/18(火)〜23(日)で、

三軒茶屋のシアタートラムにて!

2009年の8月にやった、MINAMOZAの「エモーショナル・レイバー」です!

初演の時と、若干キャストが変わってるかもしれません…!


どちらも、詳細がわかり次第情報を掲載します!

だいぶ先なので………、ねぇw?

僕を見損なってる人に、僕を見直してもらいたいってのもある。

でもそんなのは二の次で、面白い舞台を作る。

もっと見応えのある芝居をしたい。


先日人に言われました。

「ブログに芝居のことしか書いてないよね」

芝居以外のことも書きたいです。


スガシカオの「FUNKASTiC」ってアルバムいいぜ。

東北辺りへ旅行に行きたい。

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