2025/04/29 23:02
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2010/07/19 15:42
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親の言葉の持つ力というのは絶大だと思う。 地獄先生の名前を出すが、至って真面目な話をする。 小さい頃好きで読んでいたまんが「地獄先生 ぬ〜べ〜」に「忌み名」という、実の名前とは違う裏の「本当の」名前のようなものが出てきた。 例を上げると、主人公の鵺野鳴介が担任しているクラスの稲葉郷子の忌み名は「オオシリツクヨノヒメ」だが それを知ってしまった親友の細川美樹に「やーい、尻もちつくから"オオシリツクヨ"ノヒメ!」とかなんとか言われた瞬間に 稲葉郷子は無条件に尻もちをついてしまうのだ。 後に細川美樹に忌み名を利用されヌードモデルなどもやらされている。 忌み名というものは本来、その人間の親しか知らない名前であり、子供がどうしても親の言うことを聞かない時に、 「オオシリツクヨノヒメ、私の代わりに今日一日家事をしなさい。」 というような感じで子供を操るための名前であるが、上記のように使う親は子供を育てる資格はない。 以上は漫画で描かれている話で、今現在忌み名が意味を為していることはまずないかと思われる。 僕は実家に帰るとよく父に 「東金帰ってくるか?」というように 僕が役者を辞め千葉で就職して東金で親と一緒に暮らすことを望んでいるような発言をされる。 父にはそんな気はなく気まぐれで言っているだけかもしれないし、 僕もそれを言われて、 「と、東金に帰らなくてはッッッッッ……!!」とそこまで切実には思わない。 ただ、それも悪くないかな、と思うこともあった。 あることがあり演劇に嫌気がさしたり、 自分のポテンシャルやモチベーションに疑問を抱いたりして、 喫茶店のチェーンとかコーヒーの会社に(できればの話だが)就職して 好きなコーヒーたちに囲まれ週末をゆっくりと過ごすのも悪くない、とも思った。 親を安心させたい、というのもあった。 相方と落ち着きたいと思ったりもしている。 父のせいにする訳ではないがその時に、 親の発言の影響って、親が思っている以上に大きいものだな、と思った。 結局は「子の心、親知らず」でもある。 僕の心理の水面下で「役者を辞める」という考えが小さく動きだした時に、 前にいた事務所であるえりオフィスの後輩のタレントがCMで喋ってたり、 僕が所属しているcinema kitchen ff_の監督の下條の映画の現場に入ったりして、 (僕は役者としてではなく制作として参加しました) 歯がゆい、というか、僕は今何をやっているのかな、と思った。 停滞、よりも後退しているのか、それはいいのか、僕は今いくつだ。 しかし、母親に電話した時に言われた。 「私はまだ続けてほしい、諦めるのは早いんじゃないかな。もうちょっと頑張ってみなさいよ。」 沈みかけていた、むしろ沈んでしまっていたムー大陸みたいな僕の「面白い芝居がしたい」という欲望が 少し浮かんできた。 ただ単に父と母の考えが違うだけかもしれないが、 僕の考えは動いてしまった。 僕はあまり人の話を聞かないタイプで、 記憶力もあまり持たない方だが、 今回は親の言うことに揺れた。 ただ、 一般的には「役者になりたい」という息子には「だめだ」と親が言うのが通例だが、 親が「もちっとやってかましたれや」と言ってくれるのは、少し嬉しかった。 なので9月、そして1月の舞台の後のことについて、 最近色々考えてます。 落ち込んでないよ! PR |

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無題
宮ちゃんは絶対、歴史に名を残す役者さんになる!がんばれ!
Re:無題
もの凄く励みになります、ありがとうございます!応援の言葉を一文字も無駄にしないために、心理描写を磨いていきたいです。今後は所属団体のcinema kitchen ff_も精力的に活動していく予定ですので、温かく見守って頂きたいです!
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