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# PHOTO IS
2010/01/08 14:05
新年明けましておめでとうございます
今年もみなさん頑張ってください、僕も頑張ります


さて、年末年始の恒例行事となり
「これがないと年を越す(越した)実感が無い」とまで僕に言わせしめた
「鈴木祭」なる行事に、2日未明参加してきました

やはり旧友というのはいいもので
明け透けな話ばかりしてしまいました

MWの話ができるナースがいたり
体育会系のサガを思い知ったり
ある旧友との決定的だった亀裂を修復できたり
徹夜でしょっぱい物食べたり
辛いことで酒に逃げたとしても、酒に逃げまくるのは良くないと心を改めたり

一年の計は鈴木祭にあります

毎回のことですが
心地良い沈黙が共有できました




今回の年末年始の帰省
僕は実家で
いつも通り父の「世界の車名鑑(不確か)」を見たがりました
僕は「ドンカーブート」という車のデザインがとても好きなのです

「書斎にあるんじゃないかな」と父は言ったので
僕は鈴木祭が終わった次の日の夜、ご飯を食べて父の書斎へ向かいました

「世界の車名鑑(不確か)」を探していると、古いアルバムがたくさんありました

正確に言うと
そこにたくさんのアルバムがあるのを僕はかなり前から知っていました
ただなぜ今まで見なかったのかは、僕にはわかりません


なにも考えずに目的の物を探していた僕は
2人の小さな女の子が着物を着ている写真を見つけました
そこに写っていたのは、およそ30年前に撮られた僕の姉たちの七五三の写真でした

僕は2人を
「おっきちゃん」と「のんちゃん」と呼んでいます
おっきちゃんは澄ました顔でこちらを見つめ
のんちゃんは犬のぬいぐるみを抱いて、戸惑った表情をしていました

他にも
家族旅行の写真とか遊園地に行った写真
家の前で撮った写真

僕の記憶には無い2人の姉について
お互いに「仲が悪かった」とか
「私はいじめられていた!」とわめくのんちゃんの話ばかり聞いていた僕は
その写真の、あまりの2人の仲の良さに驚きました

その2人が小・中・高と成長して行く様は
僕にとって全く馴染みのない事実でした
その写真から僕が読み取った、「姉妹がお互いを強く思いやる気持ち」が照れくさくて
「私はいじめられていた!」とのんちゃんは言うのかも知れません


母が6年2組の時の写真も見ました
スカートにサスペンダーが付いたおかっぱでした

母は、女3人男2人の5人兄弟
姉妹で海に行っている写真とかもありました
成人式の写真ではカメラにガンくれていました

今とは顔もスタイルも全く違うので、かなり違和感があり非常に驚いてしまいました

おっきちゃんをあやしている母!
のんちゃんをあやしているおっきちゃんを見守る母!
1987年の3月の箱根旅行、カメラ嫌いを露呈しカメラの前でふざける母!
同年の8月、膨らんだお腹で北海道旅行に行って笑顔の母!

僕のことを「優しい」と思うということは
僕の母を「優しい」と思うことに他なりません
僕の優しさの全ては母から来ています
それはすべて受け継がれているのだろうか


父が生まれた頃の写真もありました
そのアルバムには「伸二の憶い出」と達筆で書いてありました
それはおじいちゃんの字です

僕の父の小さい頃は日本人離れした顔で
目とまゆ毛が本当に近いのでアメリカ人の子供のようにも見えました

海でみんなとはしゃいでいる写真とか
学生服に下駄でポーズを決めてる写真とか
野球部で坊主頭だった頃の写真とか
そりゃたいそうなイケメンでした
「この親あってこの子ありだな」とわかりました

弾けるような笑顔の父は
僕の過去の父の印象を今更ながらガラリと変えました
中学生の父を女の子が3人囲んでいるのを見て
父に負けた、と唇を噛みました

父が社員旅行か何かで行ったハワイで
伊勢海老の長い触覚を自分の鼻の穴に差して「むにゅ〜」という顔をしている写真を見て
僕も誰かの結婚式で新婦に絶対にやってやろうと思いました

おっきちゃんやのんちゃんを抱っこする父の笑みには
僕にはまだ決して模倣することのできない温かみがありました
「こんな表情するんだな」と多少の驚きはあったものの
幼少の父と写る若き日のおじいちゃんも同じ表情をしていました
子を想う父の表情は普遍的、かつ不変的であるべきです


僕は父を尊敬します

とあることで父が以前勤めていた会社の子会社で働く機会があり
その仕事の苛烈さを垣間見ました

その上で彼は
出張や社員旅行に行くたび子供達におみやげを選び
家族サービスの観光旅行ではずっと運転をし
長年吸っていたタバコももう6、7年前から1本も吸っていません


彼はすごい人です
僕はすごい人の子供です
僕はすごい人ではありません
僕はいつの日にか父を超えたいです


あまり記憶の無い母方のおじいちゃんが
僕を抱っこしている笑顔!
小さい頃家族5人で横浜に行った写真!
観覧車で父と母と3人のピースサイン!


僕が生まれる前の写真にも
僕が生まれてからの写真にも
子は親から
逃れようのない大洪水みたいな愛を
その一身に受けているというのが鮮烈に写っている
親の芯の太さに比べたら
僕はなんと頼りないことか
年をとり、いつかその現実味のない将来を目の当たりにして
「僕は親へ愛を返せただろうか」などと
馬鹿も考えないようなことを思ってしまうのだろう
親の愛を全て受け切ることが如何に大変か
僕は知っているつもりだ
「受ける」ということが最大の恩返しなのに



年明け早々家族の自慢をしてすみませんでした
宮川珈琲、本年は創作に勤しむ所存です

広く平らな心の
優しい人間になりたいです


果てしなき
思い出たちよ
今は無し
後に残るは
僕の足跡




たくさん写真現像しなきゃなー
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