昨日は、1月に引いたおみくじを結ぶためだけに川崎大師までバイクで行ってきました
結ぼうとしてたら先が少し切れちゃった
結んだ後に、線香をたくさん焚いてるところが近くにあったから、頭を煙まみれにしてやろう、と思ってやってました
煙を頭に持っていくと頭が良くなる、っておまじないがあるからね
そしたら隣にお腹の大きい女の人が来て、お腹に煙を持っていってました
なるほどなー丈夫なあかちゃんが産まれるといいなーって思ってたら、正面におじさんが来て肩に煙をやってました
それを見てたら目が合っちゃって、笑みがこぼれて
「肩を悪くしてらっしゃるんですか?」
って訊いたら
「うん、少しでも良くならんかなってね」
「最近目も見えなくなってきてね、年とっちゃいけねぇな」
って笑ってました
もちろん僕は煙で洗顔してきました
そのあとありったけの10円玉でお詣りしてきました

今日は何も目的はないけどまたバイクに乗って江ノ島に行ってきました
結構時間かかっちゃったけど、無事迷うことなく着きました
今日はカメラを持っていって、さぁ撮るぞって意気込んでバイクを停めて境内の方に歩いていきました

そしたらね、商店街で西村智美と徳光和夫がいて、何かのロケをやってました
みんな周りに群がってケータイのカメラでその様子を撮ってました
僕も一枚撮ろうかなって思ったけど、今フィルムのカメラしかないし、こんな近距離からこのカメラで撮るのもなんか大げさだなーって思ってやめました
僕がもし将来有名になって、ケータイで写真撮られたら嫌な思いするだろうしね。

お詣りしようとしたら、先客のおじさんが
「あっ、500円玉入れちった!400円お釣り出てこねぇかな…」
って3回言ってました。
昨日と同じく、ありったけの十円玉でお願いしようとしたら、これまた昨日と同じで三枚でした。不思議でした。
そのあとはもちろん小銭をじゃらじゃら清めました。もう十円玉はありません。
空を見上げるとトンビ。ぴーひょろろって鳴いてて、あぁいいなぁって思ってるとそこに小型飛行機が迂回してくる。
油断もスキもないヤツだぜ。
そして「帰りに一枚江ノ島の全景を撮ってかえろう」って思って坂を下っていくと、鳥居を出たところに一匹の猫がいました。

僕がびっくりしたら猫もびっくりしてました。
頭をなでようと近づいたら、僕の足にすりすりとしてきました。嬉しくなった僕は、一枚撮りたいと思って、三枚撮りました。
十五分くらい二人でまったりしてましたが、暗くなるとまずいと思って、お別れを告げ、また坂を下っていきました。
江ノ島に入るときに、写真を撮る位置をいまいちつかめなかったので、少し困っていました。
すると後ろからお父さんお母さん息子さんと思われる三人組が歩いてきました。
中でもお父さんは首からカメラを下げていて、レンズが結構大きめでした。
カメラが趣味なのかな、よく江ノ島に来るのかな、と思って僕は声をかけました。
「どこからが一番よく江ノ島を撮れますかね……?『江ノ島!』って感じに撮りたくて…」
お父さんはなぜだか表情を一つも変えず黙ったままでした。
すると息子さんが
「どうかしました?」
「いゃーどこが一番よく撮れるかなーと思って…、どこからが一番いいですかね」
「僕たちも初めてなんですよ、初めてですか?」
「いゃ僕は…、二回目です」
お父さんが黙っていた理由として、思い当たったことを思い切って訊いてみました。
「もしかして、外国からいらっしゃったんですか?」
「えぇ、父と母が中国から…」
「それは…、失礼しました。それにしてもいいところですよね。」
「そうですよね、きれいですね」
さわやかな好青年、といった印象を受けて、話しててとても気持ちよかった。
彼に黙礼し別れを告げて、去年の夏に一度みんなと行った浜辺に行ってみたけど、やっぱり何もありませんでした。
商店街に戻ろうとしたときに、途中で廃墟っぽいのを見つけたので一枚撮りました。でも明るすぎて逆になんだかわからないのが撮れてしまいました。

帰りに江ノ島の全景を撮れました。
それからまた二時間弱かけて、新百合に戻ってきました。
そういえば、江ノ島を出るときに流れたあの時報、東金のと全く一緒でなんだか嬉しくなってしまいました。
いつ頃からだろうか、初対面の人と笑顔で話せるようになったのは。
知らない人と笑い合えると、とっても心が明るくなります。
バイト辞めてからこっち、楽しいことしかしてないなぁ。
ふゅーーーーーーーーーー
さぁ、明日はどこ行こう?
PR