忍者ブログ
# [PR]
2024/05/07 15:46
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


CATEGORY [ ]
pagetop
# 暗鏡瀑水
2008/11/14 21:08
みんなには見えているんだろうか?

あの青い月
足枷
猿轡
輸送車
互いに重なり合う生霊
そして空気の澱むその様が!

君には見えていないのだろうか?


暖房の仕業とはまたひと味違った悪戯を

贋物にはない寛容な酩酊を!



僕は人間でありながら電気鯰でもありたい
恥ずべき行為をしてこその知能だ
でなければ奴等が林檎を食べてくれた意味がない


僕は最高にふしだらだ
PR

CATEGORY [ 手記 ] COMMENT [ 0 ]TRACKBACK [ ]
pagetop
# 大人の顔
2008/11/10 18:38
意外なことに、都心で働く人の顔はあまり歪んでいない

副都心や湾岸沿い、郊外と呼ばれる勤め先へ向かう
人々の眉間にはしわが寄り
その目は互いを睨み付け合い
肩肘を張りありもしない何かを誇示し
頬の肉は垂れ下がるのだ

まるで今の仕事に不服であることを
無言のままに主張しているかのように



次回公演から
「宮川珈琲」という名前で芝居に出ます
1月半後くらいに「宮川珈琲」で検索すると、ヒットが少し増えるのか増えないのか

でも最近は朝から夜までのバイトばかりの毎日です
気づかぬうちに寄ろうとする眉間のしわを
寄らないようにと、眉毛を上げ下げする毎日です

笑ってる日より
怒ってる日の方が多くなってしまったら
人間として終わりだからです

仕事や通退勤で培ったストレスを発散させるのは
最近はもっぱら電子ドラムです
残業とかすると家に着くのは22:00前
ご飯の用意をしてから、思いの丈をパッドにぶつけます
最も気持ちよく叩けるのはU2の「Vertigo」です
隣に住んでるおじさんには悪いと思いますが
23:00以降はやらないようにしているからね


通勤中
ふとiPodからBARBEE BOYSの楽曲が流れた
「MIDNIGHT CALL」
ギターのいまみちともたかは、本当に天才だと思った
いくら聴いても飽きないし、ワクワクしてしまう
動画のアップのしかたがわからない上
「MIDNIGHT CALL」がYoutubeになかったので
他の聴いて損しない楽曲をば…
「C'mon Let's Go!」
「離れろよ」

「C'mon Let's Go!」は東京事変もカバーしています
「聴け」とは言わない、「死ぬまでに一度は聴け」と思う


今日はお休みだったので
原付で相模原の動物公園に行って
豚さんやポニーさんに会おうと思いましたが
洗濯物を干してコーヒーを飲んで
いざ行こうと原付にまたがったら
雨が降り出したので
やめました


僕は動物の中で豚が一番好きです

それは
自分がもともとイノシシから品種改良されたことも
自分がいつか例外無く屠殺されることも
自分が何のために生きているのかも
何も知らず、何も知ろうとせず、何も考えず
今この瞬間を生きようとのみしているからです

嘘です
かわいいからです
それだけです
上に書いた理由はさっき適当に考えました



もし誰かこのブログ読んでたら
何でもいいのでコメント欲しいです
「あああ」でも「隣に迷惑かかるのわかってるんなら昼間にやれ」でも「ブログでまで嘘つくな」でも何でもいいので
ください



大人になってたまるか
と思っていたつもりなのに
芝居の面で
どこか大人になろうとしていた

味を出そうとか
50歳くらいの役でもやれるようになりたいとか

僕には、できないことと同じ数だけできることがある

僕は、僕にできることをすればいい
僕は、僕にできることしかできない
僕は、僕にできることは全てできる
僕は、僕にできることは全てしよう

そうしていればいつの間にか、あの時とは違う自分になってる


言われなきゃ気付けないことを
気付かせてあげられる人
になりたいです


とにもかくにも
西武ライオンズと新アメリカ大統領へ
ロッテファンでイギリスかぶれの宮川が乾杯

CATEGORY [ 手記 ] COMMENT [ 0 ]TRACKBACK [ ]
pagetop
# 寒くなった、コーヒーでもいれようか (Nov, 3, 2008)
2008/11/10 18:37
「横道に反れるな」
と世の大人供は言う

「横道に反れてもいい」
と僕の母は言う

「横道に反れろ」
と僕は言う

どんな道でも
歩数の多い方が成長できそうだろ?
僕の人生は横道に反れてばかりです



僕の体はこの前
ウイルス性急性胃腸炎に蝕まれました
つまりとても具合が悪くなりました

その時に熱が39.7℃まで上がったのですが
熱がある時に見る夢って独特じゃありませんか?

僕は主に2パターンあります

1つは
僕の体はレミュエル・ガリヴァーみたいに小さくなっていて
僕は僕の寝ているベッドの上で
毛布や枕や体温計の巨大さに圧倒されながら
「押し潰されたら死ぬ」
と思い続けるという夢です

もう1つは
僕は全てが数字で表される世界に存在していて
数人のグループの中で何か塔のようなものを建設しています
ここの数字はとても弱くて
それは1とか3とか、強くても4とか
グループ全員を合計しても12とかです
だからその塔のような物が完成するのは幾年月も先ですが
みんなはとても仲良く仕事をしています
しかし何かの拍子で
僕の力はとても強い数字(356とか)になってしまいます
弱い数字のグループの中の
弱かった奴がいきなり強い数字になってしまって
みんなは怯えています
塔を作る仕事をしようとすると
あまりに力が強いので
今までみんなで力を合わせて作った塔を
不本意にも崩してしまいます
塔はおろか、はずみで仕事仲間もみんな殺してしまいます
その罪悪感に苛まれ続けるという夢です


悪夢です

熱が出たときにみんなどういう夢を見るのか知りたいです



この前、目を疑ったのですが
下北沢~新百合ケ丘間で生まれて初めて
鼻クソを食べている大人を見ました
彼はスーツを着て
小鼻の左脇にでかいほくろがありました
彼はそのおよそ20分弱
ほじる度例外無く食べ続けました
どれだけ空腹だったのでしょう
今思いだしても吐き気がします

昨日、柿生~新百合ケ丘間で
堀越学園のカバンを持った男子学生がいました
堀越学園!
かのアイドル総輩出校!!
さぞや男前なんだろう、と思って顔を見ましたが
僕の方が男前でした


「酒は飲んでも飲まれるな」
みたいな舞台踏んだくせに
酒に飲まれてばかりです
昨日生まれて初めて酒飲んでゲロ吐きました



どんなに現実から逃げたって
夜は好き放題に更けていくんだ
こんなにも入り組んだ現実から
一時でも逃げるということはそんなに簡単なことじゃないけれど
何もかも信じられなくなるその時まで
何もかもを信じるのも間違いとは思えねえ
「これは嘘です」
とレッテル貼られたその瞬間を
信じてみるのも乙なもんだろ


CATEGORY [ 手記 ] COMMENT [ 0 ]TRACKBACK [ ]
pagetop
# いや、マミーが一番好き (Oct, 29, 2008)
2008/11/10 18:36
みんな
いい芝居観ようぜ



2008年10月31日(金)~11月2日(日)
@参宮橋シアターTRANCEMISSION
今夜はパーティー 第4ノ宵  
「Trigger」
脚本・演出 太田誉允

CAST
泉 政宏
小林 邦成
赤澤 涼太 
浅川 薫理
今野 太郎 
斉藤 未央 
佐山 智広 
名嘉 友美(シンクロ少女)

SCHEDULE
10月 31日(金) 19:00
11月 1日(土) 14:00 18:00
2日(日) 13:00 17:00
PRICE
¥2000
*開演は開場の30分前 *全席自由・日時指定


あさってからです、土曜の夜が比較的席に余裕があります。
前にブログで書いた「バクダンジュース」
あの主宰と、最初に死んだおっちゃんも出てますよ

僕は今、この舞台の稽古を見学させてもらってます
ダーターで芝居観させてもらって、ダーターで勉強させてもらってます、ダーターで
作・演出の太田さんの、文字通り隣で稽古を観ています
まっことありがたいこってす

シリアスな芝居です、とても見応えがあります
「知ってる人出てないからな…」という理由で観ないのは、とてももったいないです





あまり関係ありませんが、稽古を見学し始めてから、一人でいるときに思いました

人間っていうのは、恐ろしいほど恐ろしく
恐ろしいほどミスマッチなものだな、と


たまに、どうしようもないくらい何かを愛したくなる
人だけじゃなくて、動物とか、お花とか

たまに、どうしようもないくらい何かを殴りたくなる
生き物をじゃなくて、物を


愛(この言葉が正しいのかどうか)と憎が、一つの肉袋の中に同居しているんです

その強烈な二つの精神が絶え間なくせめぎあって
初めてアンバランスな均衡が成り立つ
初めて僕が成り立つ

「宮ちゃん極端だよ」
とかよく言われます、「一回の言動で人を判断するな」とか
ごもっともだと思います

ただ、変に落ち着きたくないんだよな
変じゃなくても落ち着きたくないんだ

でも年をとるにつれてその激しさは薄れてしまう
愛と憎が仲良くなっていってしまう
すると、ベクトルが薄くなっていく気がする
僕が大人になりたくない理由の一つかもしれません

稽古を見学し始めてから…?次出る芝居の話を少し聞きながら…?


この体に愛と憎が同居してなかったら
とっくに東金帰ってんよ




そういや事務所辞めました

CATEGORY [ 手記 ] COMMENT [ 0 ]TRACKBACK [ ]
pagetop
# カルピスよりミルトンが好き (Oct, 14, 2008)
2008/11/10 18:34
行ってきました、「ドロップ」の試写会。
観終わってまず思ったのが、「麦茶が飲みたい」でした。
どんな他のジュースよりも、麦茶が飲みたくなる映画です。
アクションシーンがほとんどなんだけど、それがもう本当にすごい。
効果音もとてもリアルなので、バットで頭部を殴ったときなんか本当に死んじゃうだろうって思った。
アクションシーンはとにかくリアルです。迫力もすごい。
ところどころ不覚にも笑っちゃうところがあったりとか、オープニングには度肝を抜かれました。
ああ、現代の映画だ。っていう。
とにかく絶対クラスにあんな娘いたら惚れますね。たとえ番張ってるヤツの女でも。


でもこのまま行くと、今年事務所の仕事で顔が出る仕事1本も無えんじゃねえか?とも思いました。
まだ一年目なんだから、とかですか。笑わせてくれるぜ。


こんな夜長の秋雨には部屋に一人で
できるだけ良いサラウンドシステム(でなければイヤホンで)で
The Beatlesのアルバム「The Beatles」(通称ホワイトアルバム)の
「Revolution 9」を1曲リピートで聴いて
「檸檬」の時の梶井基次郎みたいに
自分が
こんな東京の片隅ではないもっと別のところにいるような
むしろ自分はどこにもいないかのような
ちょっと高級で高等な現実逃避をお勧めします。
何者にも代え難い瞬間というのは
晴れた日よりも実は雨や雪の日の方が我々の下に訪れたがるのかもしれません。



とにかく僕は
東京の子供たちが信号を渡るときに手を挙げてさえいればご機嫌なのです。

CATEGORY [ 手記 ] COMMENT [ 0 ]TRACKBACK [ ]
pagetop
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]